MacBook Proを購入するときに一番安いモデルを買ってはいけない理由

クリエイター御用達、高価なノートパソコンとして知られるAppleの「MacBook Pro(マックブック プロ)」ですが、少しでも安く済ませようと価格が一番安いモデルを買ってしまうと、後々後悔することになるかもしれません。

その理由はなぜなのか、筆者の実際の経験談も踏まえてご紹介したいと思います。

これからご購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

現在販売されているモデルについて

現在販売されているMacBook Proのモデルは大きく分けて「Touch Bar」と「Touch ID」が付いているか付いていないかの2種類。さらにその2種類の中でもマシンの「大きさ」や「性能(スペック)」ごとに分類されています。

MacBook Proを購入 Apple(日本)

13インチのラインナップを見てみましょう。

—- Touch BarとTouch IDなし —-

2.3GHzプロセッサ
128GBストレージ
第7世代の2.3GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ
Turbo Boost使用時最大3.6GHz
8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ
128GB SSDストレージ
Intel Iris Plus Graphics 640
Thunderbolt 3ポート x 2
¥142,800 (税別)

2.3GHzプロセッサ
256GBストレージ
第7世代の2.3GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ
Turbo Boost使用時最大3.6GHz
8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ
256GB SSDストレージ1
Intel Iris Plus Graphics 640
Thunderbolt 3ポート x 2
¥164,800 (税別)

—- Touch BarとTouch IDあり —-

Touch BarとTouch ID
3.1GHzプロセッサ
256GBストレージ
第7世代の3.1GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ
Turbo Boost使用時最大3.5GHz
8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ
256GB SSDストレージ1
Intel Iris Plus Graphics 650
Thunderbolt 3ポート x 4
Touch BarとTouch ID
¥198,800 (税別)

Touch BarとTouch ID
3.1GHzプロセッサ
512GBストレージ
第7世代の3.1GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ
Turbo Boost使用時最大3.5GHz
8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ
512GB SSDストレージ1
Intel Iris Plus Graphics 650
Thunderbolt 3ポート x 4
Touch BarとTouch ID
¥220,800 (税別)

一番安価なモデルで14万2800円、一番高価なモデルで22万800円となっており、Touch BarとTouch IDの有無だけでなく、当然ながらCPUの性能やストレージの容量によって価格に差が出ています。

この一覧を見た時に、「MacBook高いなあ」という第一印象から「一番安いモデルでも今の自分には十分なスペックだし問題ないだろう」となり、一番安いモデルを選んでしまう方も多くいると思います。

しかし、それは少しもったいない選択かもしれません。

当然状況にもよりますし、すべての人に言えるわけではありませんが、過去に自分はそういった選択を行い後悔した経験があります。

なぜ「一番安いモデル」を買うと後悔するのか、その理由を見ていきましょう。

理由その1 「早い段階で容量が足りなくなる」

まず自分の経験からも言えるのですが、一番安いモデルだとストレージの容量が128GBしかないため、確実に早い段階で容量不足に陥ります。

しかも128GBのうち10〜20GBはシステム関連に使用されるため、実質ユーザーが自由に使用できるのは約100GBほど。

インターネット閲覧やオンライン動画の再生など軽い作業なら全然問題ないと思いますが、例えばオンラインゲームなど「重たい作業」をやろうものならあっという間にストレージは一杯になってしまいます。

クリエイターであればなおさらです。作業ファイルだけで100GBなんてあっという間になくなってしまうことでしょう。

「あとから外付けのHDDやSSDを買うから大丈夫」なんて人もいますが、僕の経験上「途中で面倒くさくなって結局使わなくなる」事が多いです。

せっかくのMacBook Proなのですから、できるだけスマートに使いたいところです。

理由その2 「周辺機器の拡張がしづらい」

二つ目の理由はこれ。個人的に一番重要と言えるポイントです。

現行のMacBook Proは「Thunderbolt 3(USB Type-C 互換あり)」が採用されており、従来の「USB2/3 端子」を利用することができません。

これはつまり、従来のUSBを利用するのであれば「USB Type-CからUSB2/3 へ変換する周辺機器が必須になる」ということです。

そして注目すべきは「Touch BarとTouch ID なし」のモデルの「Thunderbolt 3ポート」の数です。

「Touch BarとTouch ID あり」のモデルは4つのポートが用意されていますが、「なし」のほうは半分の2つしか用意されていません。

MacBookはバッテリー駆動のため、充電で確実に1つポートを消費すると考えると、「なし」のモデルは実質1つしかポートが使えないことになります。

となると待ち受けているのは「周辺機器地獄」

あなたは1つのポートをあらゆる周辺機器を駆使して拡張していかなければなりません。
これはまさに苦行な上、うまく動作しないなどリスキーであり、無駄にお金がかかってしまうだけです。

1ポートで色々サポートしているような高性能な変換アダプタになると3,000円〜5,000円もしてしまうため、経済的ではありませんし、それでもポートが足りない!という状況も出てくると思います。

「Touch BarとTouch ID あり」モデルであれば最低3つは自由に使えるので、高性能でなくともシンプルで安価な変換アダプタで十分となります。

MacBook Pro のUSB端子問題は本当に深刻なので、慎重に考えてから購入するようにしましょう。

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パソコンのモデルは「用途」に応じて選ぶべし

これはMacBook Proに限った話で話ありませんが、パソコンを買うときはまず、

「自分がパソコンを使って何をしたいか」

という用途に応じて選ぶことが鉄則とされています。

例えば「高画質のオンラインゲーム」をプレイしたい場合。
この場合だと、まず安価なモデルではスペック不足で動きませんし、3Dの描画処理に特化した性能を持つモデルを選ばなければなりません。

「少しでも安く抑えよう」と中途半端なスペックのパソコンを購入してしまうと、結局やりたいことが達成できずに後悔することになるうえ、最悪買い替え直す必要も出てきます。

もちろん、「私はインターネットと動画だけ観れれば良いです」という人は安価なモデルでも十分と言えるでしょう。

ただ、一度パソコンを使い出すと「あれもやりたい」「これもやりたい」とやりたいことが増えてくることも多いので、予算に余裕があるのであれば、ワンランク上のモデルを選んでおくことも賢い選択だと思います。

このように、パソコンを買うときは「自分のやりたいこと」を明確にし、その目的を確実に達成できる価格のモデルを購入することが重要です。

旧モデルを購入するのも一つの手

周辺機器問題の対策として、従来のUSB端子に対応している旧モデルのMacBookを購入するというのも一つの手です。

「Mac整備済製品」というApple公認の新古品が存在しており、一世代前にはなりますが高スペックなものを通常の価格よりも安く手に入れることが可能となっています。

詳しくは下記の記事で特集していますので、あわせてご覧ください。

「Mac整備済製品」とは?MacBookなどApple製品を定価より安く手に入れる方法

あとがき

いかがだったでしょうか。

仕事でMacBookを使う機会が多いのであれば、「商売道具」と割り切って最上位のモデルを購入したほうが効率も上がって結果的にお得だったりするわけです。

Apple ストアであれば「月々の分割払い」での購入も可能ですので、検討してみてはいかがでしょうか。

MacBook Proを購入 – Apple(日本)